睡眠時に呼吸停止または低呼吸になる疾患で、最も一般的な特徴は 大きないびきです。
睡眠時無呼吸症候群になると日中の眠気や集中力の低下が起こるだけではなく肥満や高血圧といった生活習慣病・心筋梗塞・脳梗塞・糖尿病の リスクが高くなります。
重症の場合、治療をせずに放置しておくと生命予後を悪化させることがわかっています。
起床時の頭痛
居眠り運転をしそうになる
日中、眠気で集中できない
睡眠中の筋弛緩により舌が下がって気道を閉鎖することで 酸素が行き渡らない状態になります。
フィリップス・レスピロニクス社の ウォッチパット・ユニファイド
指先と喉元の二つのセンサーを取り付けて 寝ることで検査をすることができます。
睡眠時無呼吸症候群により呼吸が制限されると血中の酸素が足りなくなり、新鮮な酸素を全身に送ろうと脈拍数が増加します。
パルスオキシメータにて血中の酸素量、脈拍を測定します。
当院では1週間ほど、この機械をお貸して、治療に対する効果を測定しています。
今までの検査から睡眠時無呼吸症候群の原因を検討します。
原因は人によって様々です。
下顎が小さく、舌が喉の方に下がりやすい方
肥満傾向のためお肉に圧迫され、気道が細くなる方
口周りの筋肉の低下により、口を開けて寝てしまう方
鼻の通りが悪い方
飲酒や喫煙を良くされる方
など
以上の方々は睡眠時無呼吸症候群のリスクが高い方々です。
資料を元に患者様と生活習慣の確認を行い 何か思い当たる節がないか相談し、治療方針を決めていきます。
検査結果や原因により他科と連携をして治療を行っていきます。
睡眠時無呼吸症候群や当院で取り扱っているマウスピースについての説明を行います。
診察料:3,300円
睡眠簡易検査、口腔内写真、レントゲン撮影、CT撮影を行い睡眠時無呼吸症候群の状態を把握していきます。
検査費用:22,000円
マウスピースの作製、生活習慣改善のアドバイス、他科との連携治療を行います。
(虫歯、歯周病、噛み合わせ等の治療が必要が必要な場合、口腔内装置の作製の前に治療のご提案をします。)
医科での再検査、簡易睡眠検査、パルスオキシメーターを用いて治療効果の確認を行います。
3~6ヶ月に1回で経過観察を行います。
【ホームページURL】
https://www.team-tokyo.com/